
当院は昭和51年に私の父昌義が勝田台7丁目に開設してから長きにわたり地域の皆様の目の健康に関わってまいりました。平成10年5月には副院長として私が加わり、建物も現在の地(1丁目)に移転致しました。平成14年には父の院長引退を受けて私が院長となり、私の専門である白内障手術を特徴とした診療を貫いてきました。
最近の白内障手術はトーリック(乱視用)眼内レンズ、多焦点眼内レンズなどの技術発展や、新たな抗炎症点眼剤の開発などにより従来よりも良好で安定した手術成績を見込むことができるようになりました。
これに加えて当院では、手術前の検査を丁寧に行うことによって、より良い成績をおさめるように留意しております。
白内障の手術適応につきましては、必ず私が自分の目で確認しておりますため、私以外の医師が担当する時間帯にお越しになった方は、改めて私の外来で詳しく検査をさせていただくなど御不便をおかけしていますが、これは手術によってどの程度改善が見込めるかを判断するために大事なステップと考えております。
白内障手術希望の方には、原則として平日午前の私の外来を受診していただくように御案内しているため、午前中の外来では白内障診療に忙殺されがちですが、白内障以外の急を要する疾患の方もしばしば来られ、このような方は私が診なければなりません。
そのため、白内障手術後の経過に問題のない方については、院長以外の医師の診療に回っていただくことが多くなると思われますが、事情を御賢察の上御了承下さいますようお願いいたします。
当院は白内障手術以外の分野でも、なるべく最新の知見に基づいた水準の高い医療を提供することを目指しております。近隣の大学病院等との連携も十分に活用しながら、それぞれの患者さまに最も望ましい治療法を提案できるように努める所存です。